西田澤八幡宮
- 鎮座地
- 青森市西田沢字沖津24-5
- 御祭神
- 譽田別尊、高龗(ホンダワケノミコト、タカオカミ)
- 例祭日
- 7月16日
- 境内地
- 1,210坪
- 建物
- 本殿1坪、幣拝殿17坪
- 由緒
- 草創年月不詳、 寛永10年 (1633) 村中にて再建。 爾来村中産土神として尊崇。 安政2年の書上帖には、 油川組田沢村八幡宮一宇、 板葺屋根の建坪二間四面の堂社、
萱葺の建坪東西三間南北二間の雨覆、東西五十間南北三十間の社地境内、 東西十九間南北九間の社司屋敷1軒がみえる。
明治11年平内の田沢村 (現東田沢) と区別する為、 田沢村を西田沢村と改称した。 字浜田に油川城跡があり、 城主奥瀬判九郎・同善九郎が居城したという。 享和2年 (1802) 伊能忠敬の 「測量日記」 には家数28とある。
明治初年の新撰陸奥国誌には、 「家数18軒。 古墟あり奥瀬善九郎か住せし処なりと云。 善九郎は油川村の城主の由。 古書に見れは、 此の村旧は川村の裡(うち)にして、 今の油川村比檐(ひえん)の処なりしなるへし」 とある。