全国的には男の子３１日、女の子３３日頃に初宮詣りをするところもありますし、百日を目処にするところもあります。ここ津軽のあたりですと男の子１２０日、女の子１１０日を目安にお参りする習わしです。
ですが一番大切なのは赤ちゃんの健康です。必ずしも日取りにこだわらず、天候や体調をみてお参りください。

赤ちゃんの着物（産着）の着け方ですが、まずは着物と襦袢が重なった状態で、紐を内側から外側へ通します。
赤ちゃんを抱っこした状態で、ふんわりと産着を被せて背中側に紐を回し、結びます。このとき赤ちゃんが苦しくならないよう頭を出して、紐は抱っこしている片方の肩に掛けて結んでください。

一応、母方の祖母にあたる方が相応しいとはされていますが、父方のお婆ちゃんに抱っこしていただいても問題はありません。
実際にみていますと、赤ちゃんが泣いてしまうのでお母さんが抱っこをする事も多いです。
当日に赤ちゃんが落ち着いてお詣りできる事が一番でしょう。